第13回 「ジャーナリストコース」を振り返る#2

前回に続き、「安全・安心な社会を実現する科学技術人材養成」プロジェクト「ジャーナリストコース」を振り返る特別編。第2回は、05年度と06年度にスポットをあてる。
(08年1月23日収録)
 
参加メンバー
・武田徹
・布施快(東大先端研 特任研究員)  
  
◆第13回を視聴

>東京大学先端科学技術研究センター
>「安全・安心な社会を実現する科学技術人材養成」プロジェクト
>オンライン日記(ジャーナリストコース篇)
>2006年度ジャーナリストコース受講者の作品

 
 
◇第13回 chapter 1
??「科学技術記事の社会化と、社会記事の科学化という視点」
[mp3:http://www.journalism.jp/podcasts/mp3/Jradio_13_1.mp3:2005年度のこと]
『リスク社会と報道』をコース全体のテーマに据え、現役ジャーナリスト向けの講義を実施した。講義の内容と、講師・受講者のインタラクションを振り返る。
 
◆05年度 現役ジャーナリスト向け:各回のテーマと講師
第一回「リスク社会と報道」
 イントロダクション 東大学先端研特任教授・武田徹
 リスクコミュニケーション概論 京都女子大学現代社会学部助教授・平川秀幸
第二回「原子力」
 核テロ対策と報道 札幌医学大学医学部教授・高田純
 核不拡散体制の崩壊と再建 元原子力委員会委員長代理・遠藤哲也
第三回「バイオテクノロジー」
 バイオテクノロジーの最新状況 京都大学再生医科学研究所所長・中辻憲夫
 先端医療を科学技術倫理学はどう論じてきたか 東京海洋大学海洋科学部教授・小松美彦
第四回「IT社会とリスク」
 IT社会のリスクと安全性。ウイルスから暗号まで 東京電機大学工学部教授・佐々木良一
 IT時代の知財問題。クリエウティブコモンズほか 法政大学社会学部助教授・白田秀彰
第五回「グレーゾーンの科学と報道」
 リスク源としての携帯電話 市民科学研究室代表・上田昌文
 確率論的現象と報道 帝京大学経済学部助教授・小島寛之
第六回「感染症」
 新興、再興感染症について 国立感染症研究所感染症情報センター長・岡部信彦
 WHOと国際的医療の現状 厚生労働省結核感染症課長・牛尾光宏
第七回「脳科学」「ジャーナリズムの公共性」
 脳科学は何をどこまで明らかにしつつあるのか ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー・茂木健一郎
 私的情報とジャーナリズムの公共性 東京大学情報学環助教授・林香里
第八回「地球環境」「未来をどう報じるか」
 未来への責任をどう取るべきか。環境倫理学とは 元鳥取環境大学学長・加藤尚武
 人口シミュレーションの最新状況 上智大学経済学部教授・鬼頭宏
(肩書等は当時/敬称略)
 
  
◇第13回 chapter 2
??「『プラットフォーム』はつくれたんじゃないか」
[mp3:http://www.journalism.jp/podcasts/mp3/Jradio_13_2.mp3:2006年度のこと]
現役ジャーナリスト向けコースと、志望者向けコースを同時に実施した06年度。各コースを省みるとともに、その狙いを語る。また、メディアとしてつくる「journalism.jp」についてなど。
◆06年度 現役ジャーナリスト向け:各回のテーマと講師
第一回「リスク社会と報道」
 イントロダクション 東大先端研特任教授・武田徹
 リスクコミュニケーション概論 大阪大学リスクコミュニケーションデザインセンター助教授・平川秀幸
第二回「生殖医療と生命倫理」
 生殖医療と科学技術倫理学 前鳥取環境大学学長・加藤尚武
 韓国の論文捏造事件と卵子提供の諸問題 科学技術文明研究所研究員・洪賢秀
第三回「巨大科学技術と報道」
 月惑星探査のリスクと対価 宇宙航空研究開発機構教授・川口淳一郎
 核開発と報道 読売新聞科学部次長・柴田文隆
第四回「グレーゾーンの科学」
 電磁波リスクの評価と生活者の科学 市民科学研究室代表・上田昌文
 確率論的発想 帝京大学経済学部助教授・小島寛之
第五回「地球環境の未来」
 人口シミュレーションの最新状況 上智大学経済学部教授・鬼頭宏
 農業のグローバリゼーションとBSE問題 農業情報研究所代表・北林寿信
第六回「脳と身体の科学」
 ニューロエシクスとは何か 東京大学情報学環助教授・佐倉統
 身体論の現在・アフォーダンスについて 東京大学情報学環教授・佐々木正人
第七回「科学、社会、報道」
 科学、社会、報道 筑波大学名誉教授・白川英樹
 まとめ 東京大学先端研特任教授・武田徹
(肩書等は当時/敬称略)
◆06年度 志望者向けコース:各回のテーマ
第1回「オリエンテーション」
第2回「マルチメソッド調査法」「ジャーナリストのための統計学入門」
第3回 「インタヴュー調査法」「テープスクライビングの技術」
第4回「報道の文体論」「ルポルタージュ課題企画検討会」
第5回 「ルポ課題合評会」
第6回「放送記者の仕事」「ビデオ実習オリエンテーション」
第7回「ネットジャーナリズムとjournalism.jpについて」「ラジオ報道の現場」
第8回「ラジオ番組制作実習」
第9回「新聞報道の世界」
第10回「ビデオ実習課題合評会」「修了実習課題企画検討会」
合評会・修了式
※この他、現役ジャーナリスト向けセミナーの参加者等を講師として、特別講義が行われた。