第16回 「人間回復の橋」20周年から

夏のような暑さになった、5月末の火曜日。ふたたび、大久保・ルノアールの「会議室 3」から。アイスコーヒーを飲みながら、熱い議論が展開する第16回。
(08年5月27日収録)

参加メンバー
・白戸直人氏(ゲスト)
・赤木智弘
・武田徹

 

◆第16回を視聴


1988年に完成した、岡山・邑久長島大橋。
『人間回復の橋』と呼ばれるこの橋が結ぶ土地の間は、最も近いところではわずか30mほどしかない。長島はかつて「愛生園」など、ハンセン病患者を強制隔離する国立ハンセン病療養所が置かれた土地だった。橋が架けられなかった理由・架けられた理由を振り返った後、「回復」してきた長島の20年と、その対岸にある「こちら側」が経てきた「人間性喪失」の20年について考える。
子どもの携帯電話利用や、それに対するコンテンツのフィルタリングなどを基点に、現代の「隔離」について議論が展開される。「国や社会と個人、家庭、親と子の関係、権利や責任」「人間と人間との関係は、どのようにあるべきなのか」「リスクの受容と、それとの付き合い方」そして「ハンセン病の歴史から学ぶべきこと」……録りっぱなしの75分。

> ハンセン病患者数の推移(愛媛県保健福祉部)
> ハンセン病患者数の推移(国立療養所邑久光明園)
> ハンセン病との闘い(「みんなちがって みんないい」)
> 武田徹『「隔離」という病い?近代日本の医療空間』 (中公文庫) について
> 子どものケイタイ/ネット利用について(ITmedia)
> 社団法人日本PTA全国協議会(資料DATA)