第30回 幹細胞、選挙、選挙。

“日本で最も幹細胞ネタが聞けるPodcast”として名を馳せるJCcast。記念すべき(?)第30回、第1部は粥川がアメリカを舞台にした「幹細胞ベンチャー」にまつわる訴訟問題を取り上げ、そこから生じるであろう問題を指摘する。第2部・第3部は赤木・山下組が選挙ネタ。今般の衆院選で積極的に展開された(自民党の)ネガティブキャンペーンについてと、前回に続き「投票行動」について取り上げる。
JCcast 第30回、収録はおなじみのルノアール大久保店、1号会議室にて。
(09年9月30日収録)

参加メンバー
・赤木智弘
・粥川準二
・山下祐司
・武田徹

 

◆第30回を視聴

◇第30回 chapter 1 [TIME 0:00?0:24]
米・商品取引委員会(SEC)が、「誇大広告(hype)」で投資家たちを騙したとして、ある幹細胞ベンチャーとその元幹部2人をシアトルの連邦地方裁判所に提訴。この企業が宣伝し、その株価の上昇へと繋がった幹細胞に関する発見が「実用に至るか否かが判別されるまでには何年もかかることを認識していながら、その事実を隠していた」というのが理由だ。この訴訟を紹介し、幹細胞治療や研究への影響を懸念し、指摘する粥川。

> Stem cell company charged with hype – September 10, 2009
> SEC sues CellCyte and its executives
> SEC Charges Seattle-Area Biotech Company With Fraudulently Hyping Stem Cell Breakthrough
> その翻訳(粥川)

◇第30回 chapter 2 [TIME 0:24?0:52]
民主党・鳩山党首にそっくりなキャラクターが登場するCMや、労働組合との繋がりを強調して批判するパンフレットの製作など、今般の衆議院議員選挙の選挙活動において、自民党は積極的なネガティブキャンペーンを展開した。その“成果”とは何だったのか。赤木はキャンペーンの内容や、有権者の反応に関する調査結果を紹介。これを基点に、政党による広告の問題点などを考える。

> 自由民主党|日本の未来が、危ない。それでも「民主党政策」に期待しますか?
> 知ってドッキリ民主党 これが本性だ!!【PDF】
> 知ってビックリ民主党 これが実態だ!!【PDF】

◇第30回 chapter 3 [TIME 0:52?1:15]
「この2人、どちらが“有能”そう?」。前回、見た目(外見)から受ける印象と投票行動との相関性を示した論文を紹介した山下(その著者たちは研究を進め、投票行動が脳内のある部分?? 自律神経と情動・感情の生成に関わる部位との関連性を示した)。今回は東京大学大学院・加藤淳子教授らの研究を紹介し、候補者への感情に関わる脳の活動を追いながら、さらに投票行動と「印象」との関係性を考える。

> Neural Correlates of Attitude Change Following Positive and Negative Advertisements. (2009).Katoh et al.,Front Behav Neurosci. 2009; 3: 6.
> “ニューロ・イメージングで政治行動の何が分かるか?(『月刊 バイオインダストリー』 2009年6月号)”>
> “特集 ニューロポリティックス,ニューロエコノミックス(『レヴァイアサン』44号)”>
> “情動 (Wikipedia)”>