第35回 腰痛、エビデンス、非実在青少年。

今回もUSTREAM中継しつつ、武田は枕ではネット上のサービスによって手軽になった「生中継」の功罪についてコメント。そして粥川は自らの経験と考察を以て「腰痛」について。山下は前回も取り上げたサイモン・シンについての話題から。赤木は東京都青少年健全育成条例の改正問題について取り上げる。
収録はおなじみ、ルノアール大久保店3号会議室です。
(2010年4月9日収録)

参加メンバー
・赤木智弘
・粥川準二
・山下祐司
・武田徹

 

◆第35回を視聴


収録の様子はこちらからご覧いただけます(USTREAM)>>

 

◇chapter 1 [TIME 0:00?0:49]
「腰痛は社会問題である」として、腰痛による社会的損失、そして腰痛には生物・医学的な因子(理由)だけでなく、心理・社会的な因子も存在していることを説明する粥川。ルドルフ・フィルヒョーの「医学は社会科学であり、政治は大きな規模における医学に他ならない」という言葉を挙げつつ、「腰痛問題」を社会的・経済的な観点から考える端緒を示す。

> JCcast 第14回 腰痛と道路特定財源問題
> iliholi03 (イリホリ03)(エクスナレッジ)
> 腰痛治療最前線?TMSジャパン(『腰痛ガイドブック』)

 
 
◇chapter 2 [TIME 0:49?1:12]
前回のJCcastでも紹介した『代替医療のトリック』著者のサイモン・シン(Saimon Thin)が、名誉毀損で訴えられた。シンが英・ガーディアン紙に寄稿した記事を基に、英国カイロプラクティック協会(BCA)が告訴。SLAPP性を持ちつつも、裁判の結果は代替医療における「エビデンス(《科学的な》証拠・根拠)の価値」を思考させるきっかけになったようだ。

> サイモン シン/エツァート エルンスト『代替医療のトリック』(新潮社)
> 忘却からの帰還: 英国カイロプラクティック協会が、”Trick or Treatment”のSimon Singhを訴える
> Simon Singh’s ‘resounding victory’ raises hope of libel reform(guardian)
> The battle for libel reform has only begun(guardian)

 
 
◇chapter 3 [TIME 1:12?1:43]
「非実在青少年」までも対象にすることが提起され話題となった東京都青少年健全育成条例改正案。継続審議となった「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」が(図らずも?)提示した問題とは。改正案の内容と推移を辿りながら、描写・表現に対する規制は如何に議論されるべきなのかを探る。

> 『今回の都の条例は、児童ポルノ規制を隠れ蓑にした、メディアへの政治介入に、検閲に情報統制、治安維持法そのものなのでは??』(松山せいじ氏)
> 『エロ規制はあったが、ロリ規制がなかった』(猪瀬直樹氏)
> 「東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案 質問回答集」の作成について(東京都)
> 「文化が滅びる」??都条例「非実在青少年」にちばてつやさん、永井豪さんら危機感(ITmedia)