第37回 遺伝子検査、代替医療、乳がん検査

Appleから新しいiPhoneが発売され、いつもはデジタル・ガジェットにはあまり関心を示さない粥川も興味津々な6月。まず取り上げたのは「マイ遺伝子をググれるサービス」。そして前回・前々回に続いて取り上げる「鍼」。さらに「乳がん検査」と、医療の「グレーゾーン」を覗き込む、JCcast第37回です。

今回の収録は、ルノアール池袋西武横店2号室。
(2010年6月16日収録)

参加メンバー
・赤木智弘
・粥川準二
・山下祐司
・武田徹

 

◆第37回を視聴

 

◇chapter 1 [TIME 0:00〜0:27]
粥川のトピックは「遺伝子検査(「自分の遺伝子を”ググってみる”検査」?)。アメリカの遺伝子検査会社「23andMe」は、個人向けの遺伝子検査サービスを提供。グーグルが出資していることも話題になった。同社が2007年の創業当初から実施しているサービスは、さまざまな疾患へのかかりやすさ、先祖などの遺伝学的情報をオンラインで提供する。遺伝子情報を手軽に「ググれる」環境の是非、功罪とは。

> DNA Test – 23andMe
> College Bound, DNA Swab in Hand(NYTimes)
> Ethics of UC Berkeley’s gene testing questioned(SFGate)
> Company plans to sell genetic testing kit at drugstores(The WashingtonTimes)
> Walgreen to hold off selling genetic test kits(AP,FOX News)

◇chapter 2 [TIME 0:27〜0:49]
もしかしたら、効くのかも……? 前回までに続き、山下が取り上げるのは「鍼」。サイモン・シンの著書『代替医療のトリック』によれば『「効果がない」というのは、患者にとってまったく効き目がないという意味ではない。なぜなら、大なり小なり症状を緩和するプラセボ効果が常に存在するからだ』……”信じる者は救われる”? 「代替医療」の意義、価値とは。 あるいはプラセボ効果の意義と価値とは?

> サイモン シン/エツァート エルンスト『代替医療のトリック』(新潮社)
> Adenosine A1 receptors mediate local anti-nociceptive effects of acupuncture
> Acupuncture ‘works in mice’ – May 30, 2010
> How acupuncture eases pain – maybe
> How Acupuncture Pierces Chronic Pain.

◇chapter 3 [TIME 0:49〜1:13]
人気小説をテレビドラマ化、TBSが放送した『余命一ヶ月の花嫁』をきっかけに、20〜30代の女性を対象にした乳がん検診のキャンペーンが行われた。このキャラバンについて、医師らが連名で公開質問・要望書を送り、マンモグラフィー検診による不利益や、自己触診の有効性の低さなどを指摘。しかしこの内容について、赤木は疑問を提示する。報道におけるエビデンスの”必要性”とは? 

> TBS『「余命1ヶ月の花嫁」乳がん検診キャラバン』
> TBS「余命1ヶ月の花嫁・乳がん検診キャラバン」の内容見直しを求める要望書提出について
> asahi.com(朝日新聞社):番組きっかけの乳がん検診 TBSに医師らが中止要望
> 朝日新聞の記事に対する見解(TBS)
> 乳がん検診 若い人は必要?(読売)
> 第121回 中村清吾(2009年6月9日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀