第51回 本と映画の2011、ジェロンの撤退、「安全神話」の生まれ方

数日前に体調を崩した武田(今回はお休みです)、毎朝の頭痛と頭皮のかゆみに悩まされる粥川、収録前日に異常な腹痛を感じた赤木、実家が自らの病気をネタにしたオレオレ詐欺(未遂)に見舞われたが実は元気な山下……一日ごとに寒くなる師走、お体大切にしたいメンバーでお送りする第51回です。収録は新大久保ルノアールにて。
(2011年12月7日収録)

参加メンバー
・赤木智弘
・粥川準二
・山下祐司

 

◆第51回を視聴(01:30:05)

 

◇chapter 1 本と映画で振り返る2011【粥川】[TIME 0:00〜0:52]
11月に共著書『教えて!科学本』を上梓した粥川が、今年読んだ・見た本と映画ベスト3ノミネート作品を紹介する。描き出されるのは、科学の背景にある社会問題。「3・11と重ねて考えずにはいられない」モチーフと、そこに感じる憤り……少数に犠牲を強いて成り立つ社会。

Amazon.co.jp ウィジェット

> 映画『ミラル』 公式サイト
> 『ミラル』(みずもり亭日誌2.0)
> 映画『ウィンターズ・ボーン』 公式サイト
> 『ウィンダーズ・ボーン』(みずもり亭日誌2.0)
> 映画『私を離さないで』 公式サイト
> 『わたしを離さないで』(みずもり亭日誌2.0)

 

◇chapter 2 ジェロン社、ヒト胚幹細胞研究から撤退【山下】[TIME 0:52〜1:13]
ヒトES細胞を用いる臨床試験を世界ではじめて実施していた米ジェロン社は、『細胞の生成に苦戦し、コストは増え、手に負えなくなった』ため、大幅な人員削減を実施、ヒト胚性幹細胞の研究から撤退すると発表。道半ばで示されたこの決断に対し、脊椎損傷の患者団体は「(ジェロンは)患者をラットのように扱っている」と批判する。

 

◇chapter 3 「安全神話」はなぜ生まれるか【赤木】[TIME 1:13〜1:30]
震災に端を発した原発事故についての報道は、すでに8〜9ヶ月が経っているにも関わらずいまだ扇動的で、科学的な、冷静な判断に基づいているものが少ないのではないか。その理由とは?「安全神話」を求め、成立させているもののは何か —- 「過剰な安全性」の要求は何をもたらすのか。

 

 

【PR】

粥川が共著者として携わった書籍『教えて!科学本 今と未来を読み解くサイエンス本100冊』(洋泉社)が出版されました。曰く「この一冊を読めば、科学本を100冊読んだのと同じ! ……ような気分になれる本」。ぜひお読みください。
◆本書の構成
01【宇宙論】
02【宇宙開発】
03【生命探査】
04【環境】
05【原子力】
06【エネルギー】
07【地震学】 08【遺伝子】クローンとヒトゲノムをめぐる10年 09【幹細胞】”万能細胞”をめぐる競争と倫理
10【脳科学】
11【カルチャー】
 12【総論】科学とは何か? 科学は社会とどのようにかかわるのか?

※各書籍情報へのリンクは、Amazon.co.jpのアフィリエイトを利用しています。報酬はjournalism.jpの運営資金として活用させていただきます。