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2006年07月12日

 ■ 「『バックラッシュ!』を非難する」への反響について

前回の「『バックラッシュ!』を非難する」について、少将補足を。

 「強者男性」「強者女性」という分類が勘違いされているようです。
 私の意図する「強者」というのは「≒正社員」。いうなれば「家庭を持とうかな」ぐらいの展望を持つことのできる生活力のある人たちの事であり、決してホリエモンレベルの収入がある人間のことではありません。森永卓郎言うところの「年収300万」(もしくは、将来的にその程度に年収が上がるだろうと期待できる)なら「強者」です。

 この辺をちゃんと指摘しなかった事は失敗ですね。
 ジェンダーフリー運動などで女性が総合職になれるようになったのは、つい最近の事であり、多くの女性が一般職に甘んじてきたという批判もありましたが、定職につけない弱者男性からすれば、一般職女性は十分に「強者女性」です。
 そういうことを「お茶汲みOL」の話で明確にしたつもりだったのですが、もう少し丁寧に前提を明示しておくべきでした。

「『バックラッシュ!』を非難する」への反響について

 個人的にはもっとボロカスにバカにされるかな? と思っていたので、意外と好意的に読んでくれている方が多いんだなぁ。というのが印象です。
 実際、あれを書いて、アップするまでに結構悩んだんですよ。「こんな書き逃げのような文章、アップしていいのかなぁ」と。
 けれども、やはり『バックラッシュ!』(前回もそうですが、双風舎の本は『』付けの『バックラッシュ!』。 いわゆる男女平等に対する反動という意味の場合は「」付け、もしくはカッコなしで「バックラッシュ」としています)によって男女平等という問題が、ただ「バックラッシュはすべて間違い、もしくは勝手な決めつけだ」というように理解され、バックラッシュが起きる現状そのものに対する視線が逸らされることに、弱者男性の立場として「寒さ」を感じ、ほっとけなかったので、前回の「挑発文」をアップしました。
 結果、はてなブックマークなどをみるに、「言葉は悪いが、その内容には一理あるのではないか?」と、上記のような単純なバックラッシュ理解に楔を撃てたのではないかと思います。やるべきことはできたな。と。


P.S 前回の文章を批判する方へ。
 そんなに社会の現実を見たくないのか?  せめて妄想の中でいいから、私のこうした感情がどういう背景から出てくるものなのかを少しは考えてほしい。

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