《 『バックラッシュ!』非難の本質とは?(その2) | メイン | 特にタイトルはなし 》

2006年08月19日

 ■ 弱者隔離への欲望

私は今までウヨ厨のいうような「日本の家族を崩壊させたがっているサヨク」の存在など、ふざけた妄想に過ぎないと思っていました。
 そしたらいましたね。本当に。

 「記憶と歩行」06/08/11のコメント欄より。

terutell 『その、赤木さんという方が、どうして、強者男性に、養ってくれ、といわないのか、わからないんです。別に、生活のために強者女性と結婚しなくても、生活のために、強者男性のなかから気の合いそうな人を選んで友情に基づいた共同生活を送ればいいんではないでしょうか? なんで女性に要求するの?』

serohan 『おはようございます。
terutellさんのコメントに、共感をしながら読んでいました。
>女の人が「男を慰めたり支えたり」することを生き甲斐にしているんではないかと、思っている男性は多いと思いますよ、
本当にそうだと思います。おそらく、赤木氏も無意識のうちに、そのような概念があるのかもしれません。

 うひゃあ!! 本当にいるよ、家族概念を崩壊させたがっているサヨクが。

 私が望んでいるのは、あくまでも「普通の一般人として、家族を持ち生活をしたい」ということです。
 これはきっとサヨク以外の普通の生活者には、容易に納得しうる考え方だと思います。
 それがなぜかそれに対して「強者男性との共同生活」やら「弱者男性同志のグループホーム」などという、意味のよくわからないあさっての方向の話を持ち出す人間がいる。たとえるなら、俺が「朝食にはご飯とみそ汁と納豆と漬け物を食べたい」と言ったら、それに対して「どうして蚕やザザ虫を食べたいと言わないのか分からない」などといわれるようなものです。実に意味不明。意味が分かる人がいたら、ぜひ解説お願いします。

 そんなこんなで意味不明な迷走はやがて、(06/08/12のコメント欄

下のterutellさんの適切なツッコミとこちらの記事を拝読して思ったのですが、赤木さんの助けて欲しいってのは、性的自尊心を満たして欲しい(性欲の充足だけではなく社会的にカノジョや嫁さんがいる男であると認識されること)、ということと経済面での将来的な展望、いわゆる自分の食い扶持という項目を、あえてごっちゃにして言ってますよね。

 などという、「アイツはセックスをしたいだけなのだ」というレッテル張りに収束してしまう。(カッコ書きで言い訳をしているけど、カッコ書きの中の事だけを言いたいなら、単純に「自尊心」でいいハズだ)
 ならば、日本の家庭は全部セックスで成り立っているのかと聞いてみたいですね。共生や愛情という概念は一体どこに消えてしまったのか。

 こうした心ない誹謗中傷を受けて考えるに、こうした人たちは弱者である我々を、一般の家族概念から追い出して、なにか別のモノに隔離してしまいたいという欲望を持っているのではないかと考えます。
 かつて日本にエタやヒニンがいた頃は、居住地によって彼らを隔離していましたが、土地が資産になってしまった現在においては、弱者の隔離のために土地を提供するなどということは出来ませんから、ライフスタイルを共生することによって、彼らを隔離し、同時に主体的に選び取ったライフスタイルであるのだから「自己責任だ」ということにしたいのでしょう。
 ワタリさんがそのような弱者に対するライフスタイルの強制を批判して「フリーターは漂流しているから悪いのか?」というエントリーを挙げていますが、こうしたことを含めて、ライフスタイルの多様化を良しとするはずのサヨクが、弱者を「ある」ライフスタイルに隔離するという考え方を積極的に支持しているのは極めて興味深い。彼らにとって、ライフスタイルの選択は強者のみが得られるべき勲章なのでしょうか?

 宮台先生が「フリーターがフリーターのままで幸せになれる社会」を標榜し、我々をフリーターという職種に押し込めようとするように、今後は産業界でも「弱者のため」と称しながら、我々を決して幸せになれないライフスタイルに押し込めようとする勢力が増加していくでしょう。というか、パソナなんかが既にそういうことをやってますね。
 そうした中で一方に(戦後)伝統的な家族社会は正社員層によって存続させられ、格差は確実に固定化していきます。

 そうした状況において、我々弱者ができることは、なるべく早いうちに伝統的な家族社会に入り込んでしまうことです。
 自立という「威勢」を重視するのではなく、そうした環境からさっさと逃げて家庭に入ることの方が、はるかに自分を守ることに繋がるのです。
 だから私はお嫁さんを募集していますし、私のような男性と結婚することは、現在仕事を持っている女性にとっても、伝統的な家族社会の側に入ることを明示できるために、この格差社会において自分のランクを高いほうに固定できる可能性が高いのです。家庭に入るために仕事を捨てなければならないなら、多少のオルタナティブ性をおいても、主夫を手元に置いておいたほうが仕事は安泰です。

 そういうわけで、私は弱者にレッテル張りをしたいサヨク層から、いくら誹謗中傷をうけたとしても、自分の尊厳を守るためにも、私を養ってくれるお嫁さんを募集し続けます。
 あなたは独身であることを責められたりすることはなくなりますし、私も幸せになれます。二人で幸せになりませんか?
 この件についてのご相談は、お気軽にメールをください。

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