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2006年08月24日

 ■ The SUN

「太陽」を見てきた。
 川崎のシネチッタまで行ったのですが、館内は満員、別に変なウヨクとかもいませんでした。
 映画は敗戦直前の極めて緊迫した空気の中で映画は始まり、極めて重苦しい空気の中で、天皇の日常が過ぎていく。従者たちは極度に落ち着きがなく、天皇の精神も決して正常なものではない。
 気がつくと既に日本は敗戦している。
 やがて天皇や従者たちも、ようやく自己を回復したかに見え、ギャグシーンなどもあり、映画館自体を巻き込んで、なごやかな雰囲気に変わっていく。
 そして皇后が疎開先から帰宅。人間宣言に触れ、夫婦の会話と触れ合いで完全に人間であることを取り戻したかのように見える天皇。
 しかし、従者が映画内で唯一「いいえ」とハッキリと天皇に対してものを言うラストシーンで、天皇という現人神は、けっして人間になれないという現実を突きつけられる。

 作品としては全体的に重苦しいので、映画館という「目の前のものを見るしかない環境」で見ないと非常にキツい映画。けれどもそれは「つまらない」という意味ではない。
 その重苦しさはまさに天皇の置かれた状況と同義であり、そうしたキツさを共有してはじめて、作品の中で描かれる天皇を理解することができる構成になっている。
 どうせDVD化とかはないだろうから、見れるうちに映画館で見ておきましょう。

反米嫌日戦線「狼」(美ハ乱調ニ在リ)より、「昨年結婚したあの人のその後」
 日常のお買い物がここまで「楽しい」というのは、やっぱりそういう事をしたくてもできなかった御身分ならでは。
 コミケにも行ったのかな?(でも、初心者は、人の少ない「オンリーイベント」とかの方がいいだろう)

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