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2007年02月26日
●さて、今日のお話しは、当然のように「アクセス」の話ですね。
ひとまずその話をする前に、ちょっとこぼれ話を。
本番終了後に車を出していただけるということで、黒塗りのタクシーで帰って来たんですよ。
ルートは、赤坂のTBSから、佐野のバスターミナルまで。まぁ、首都高に乗って、そのまま東北自動車道入って、佐野藤岡インターで降りるルートです。
普段はこれとほぼ同等のルートを高速バスで移動しているワケだけれども、これが片道1300円。回数券だと1100円弱。6500円の6枚つづりだからね。
では、タクシーでほとんど同じルートを深夜料金3割増の、高速代を含んでおいくらかしらと。
これこれ、車やさん、御代はいくらだい。
35,000円でございます。
いややややややああああああああああああああああああああああああああああああ。
すいません、取り乱しました。
いや、別に俺が払うわけじゃないんだから、高くったって問題はないんだけど、なんか、ちょっと引いたね。
だってさ、最初に担当の方から仕事をうけた時に考えたことが、「赤坂だったら、JCでアカデミーヒルズに通ってた時になんどか使ってたカプセルホテルがあるなぁ。あそこに泊まろうかなぁ。マンガ喫茶はあの辺は行きつけのところはないなぁ」ですよ。交通費なり宿泊費をもってくれるということを、最初っから考えてなかったんですよ。だってそんな仕事始めてだもん。
つかさ、35,000円とか、もう普通にギャラでいいもん。ギャラがそれで、TBSの床で寝させてくれればいいよ。カーペットフロアーのところでダンボール敷いて寝ればいいじゃん。俺。
35,000円とか、Wiiや360買えるじゃん。PS3は買えないけど。
時間にしたって、1時間半ぐらいですよ。俺の人生の中で、1時間半で35,000円を完全に消費したことなんてないぞ。
……ああ、タクシーの話はいいから、とっととアクセスの話をしろと。はい、分かりました。
つかね、アクセスの話っていっても、要は一人反省会ですよ。
あのね要はさ、自分に期待されていた役割はなにか? って事ですよ。
城さんは人事コンサルとしての立場から、若者が巻き込まれている人事システムそのものを語るワケじゃないですか。じゃあ、そこで俺が語るべきなのはなんだったのかと。
それはやっぱりそのことと、社会の現状を結びつけることだろうと。
俺は城さんの言うことには十分納得が行くんですよ。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』はいい本ですよ。なるほど、城さんの言うとおりだと。年功序列のガチガチの社会じゃなくて、職務給で、その場で努力できる、常に流動する社会にするべきだと。ええ、そのとおりですよ。
けれども、社会は、社会の現状はそうじゃない。
社会はニセ科学やエセ道徳で若者を批判して、それを不平等、すなわち格差社会の論拠にしているわけじゃないですか。「若者はTVゲームをやっていて、我々のような努力をする大人ではないから、賃金格差(「賃金差」ではなく「賃金格差」であることに注意。この辺もちゃんと明確にしないと、「賃金格差は間違い」=「年功序列が正しい」という、トンチンカンな話になってしまうので、なにか書いておかないと)があって当たり前という事に従っているワケじゃないですか。
そのことをしっかり表明するために俺がいたのに、それをちゃんとできなかった。そのことを反省しています。量をしゃべれなかった事よりね。
麻木さんに振られて、言葉につまってしまったあの時に、ちゃんと「雇ってくれる中小企業の方もいるといいますけど、そうした肯定的なメッセージは、ゲームで脳がおかしくなるだの、携帯で猿になるだの、脳内が汚染されているだの、若者の凶悪犯罪が急増しているといった、若者蔑視の言論が流通することによって、遮られてしまう。こうした俗流若者論に歯止めをかけない限り、フリーターはそうしたメッセージを肯定的には受け取れない」と言えれば、その他のことを一切しゃべれなくても、自分の中では満点でした。それが言えなかったので、今回の放送は20点ぐらいです。
ちなみに、最後の30秒をコメントできたのは、その直前のCM時に二木さんがあらかじめ「グローバリズムとの関係について振るから」と言ってくれたからです。気をつかわせてしまってすみません。
あとは。城さんとコーナーの前に個人的に話をしましたが、すごく私の経歴を肯定的にとってくれて、嬉しかったです。私自身が自分の経歴を恥ずかしく思っていたので、この辺の話になると常に自嘲気味に「就職活動とかほとんどしなかったんですよ」と言うのですが、それに対して「いいことだと思いますよ」と言われたのは初めての経験でした。こういう人が多いと、世間のフリーターも自分に自信を持って、活動できるんでしょうけどね。
大抵こういう話をする時には、相手は「就職氷河期で大変な思いをした経験」の話をしてくれることを望んでいるので、その期待に添えずに申し訳なく思ってしまうのが常なのですが。
まぁ、名刺も配れたし、いろいろ話もできたし(CM中や終了後など、番組の外で)、楽しい経験でした。今後も機会があれば、ラジオ出演などもして行きたいと思います。声をかけていただければ、ですけど。
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