第7回 林香里、町田徹、高原基彰の論文から

◆武田が執筆した、毎日新聞紙上での連載『雑誌を読む』(2007.6.28 夕刊)原稿から、3つの論文を取り上げる。対象となったのは、林香里「『公共性』から『連帯』へ」(世界)、町田徹「それでも僕たちは『ライブドア』で働く」 (月刊現代)、高原基彰「『自由』と『安定』のジレンマ」(論座)(※各雑誌とも、2007年7月号掲載)。「連帯の現在形を捉えている(武田)」各論文を軸に、メンバーが論じる。 (0…

第6回 トピックス2題

◆参加メンバーがテーマを持ち寄ってのトーク・セッション。粥川は「『体外受精によって誕生した女性』の出産」から見る社会への疑問。赤木は「ネットカフェ難民」をきっかけに、マスコミによる容易な用語の使用に疑問を投げかける。アンカーを務めてきた武田が喉の不調を抱えていたため、微妙な緊張感が漂う粥川・赤木による対談風に。 (07年6月12日収録)

感染症教育の使命を放棄するな

既報道のように関東・東北地方の十~二十代にはしか(=麻疹)が流行中だ。平成十三年にも「十五歳以上」の、いわゆる成人麻疹の流行が見られたが、定点観察をしている基幹医療機関での患者発生報告数では連休明けの時点で既に六年前の流行を凌いだという。 しかし、今回の流行には、どこか人災的な印象がつきまとう。日本では昭和五十三年に麻疹ワクチンの予防接種が制度化された。この予防接種の第一世代となる現在の三十代は大…